旅先ではできれば地のモノ旨いものをと
ちょいちょい旨いもの食べるようにしています
せっかくなので食べログではなくて
ここに備忘がてらにまとめてみます
<目次 INDEX>
050 【埼玉】行田といえば!ご当地B級グルメ「ゼリーフライ」@かねつき堂 NEW
049 【佐賀】小城名物デカ盛りカツカレー@ドライブイン一平
048 【沖縄】石垣島だけのB級グルメ「ブラックじゅーしー」
047 【北海道】根室の定番のB級グルメといえば!「エスカロップ」
046 【青森】下北半島の郷土料理・米粒じゃない「イカ寿司」
045 【秋田】国道沿いの風物詩・秋田自慢のババヘラアイス
044 【北海道】帯広市民のソウルフード!インデアンカレー
043 【埼玉】埼玉県民に愛された埼玉のソウルフード・スタカレー@娘娘(にゃんにゃん)
042 【宮崎】平家落人伝説が眠る椎葉村名産の美しい菜豆腐@平家本陣
041 【群馬】群馬の2大ソウルフード!ソースカツ丼とひもかわうどん@藤屋本店
040 【千葉】滋養強壮栄養満点!千葉名産の自然薯麦飯@和食処清恵
039 【岩手】花巻名物!箸でいただくメガ盛りソフトクリーム@マルカンビル大食堂
038 【佐賀】呼子朝市名物!おばあちゃんのアラカブ味噌汁定食@よしや食堂
037 【北海道】旭川のソウルフード!ジュンドッグとは
036 【島根】隠岐の名産!寒シマメの肝醤油漬け丼と岩牡蠣@船渡来流亭
035 【鹿児島】シロクマといえば、やっぱり本家の白熊で決まり!@白熊菓琲
034 【青森】極甘!ここでしか食べられない幻のとうもろこし@「嶽きみ」
033 【秋田】激ウマ!煮干しダシの馬肉ラーメン
032 【青森】肉厚たっぷり歯ごたえ十分!ふかうら名物イカ焼き
031 【北海道】<閉店>メガサイズ!お持ち帰り前提の名物チャーシュー「味の一龍」
030 【宮崎】チキン南蛮発祥の店!昭和レトロな洋食屋「味のおぐら」
029 【岩手】ふっかふか絶品!盛岡のソウルフード・コッペパン「福田パン」
028 【岩手】特大ホタテが乗ってこの値段?!陸前高田の磯ラーメン
027 【青森】ギネス認定?!弘前の巨大アップルパイ
026 【青森】下北半島名物!帆立貝で煮立てる絶品・みそ貝(か)焼き
025 【青森】本州最果ての竜飛岬で名物タコを食す
024 【岩手】ダシとコシ!満足度高い盛岡冷麺「盛楼閣」
023 【宮城】知る人ぞ知る仙台の名店!東北食材をふんだんに味わえるちょーちょむすび
022 【北海道】釧路発!ボリューム満点 スパカツ
021 【北海道】苫小牧名物ホッキカレー
020 【埼玉】川島名物のすったてうどん
019 【沖縄】沖縄ちゃんぽんは野菜炒め卵とじ・オン・ザ・ライス@三笠食堂
018 【大分】からあげグランプリの王者!元祖中津からあげ@もり山
017 【北海道】新鮮魚介のドン飯が爆安で降臨@マルトマ食堂
016 【宮城】米粉バンズの松島かきバーガー@松島おさかな市場
015 【兵庫】三田でしか味わえない極上ロールケーキ!小山ロール@エスコヤマ
014 【北海道】大玉メロン半カット ナント400円!仰天価格に満足度120%@福田のメロン
013 【沖縄】石垣島B級グルメの最高峰!オニササ@知念商会
012 【長野】標高2,000m級の山小屋でいただくステーキディナー!@赤岳展望荘
011 【長野】初秋の風物詩・モンブラン殿堂、小布施堂の「朱雀」@小布施堂
010 【秋田】祝・甲子園決勝進出!金足農業高校開発のローソンベーカリー@秋田ローソン
009 【岡山】岡山ならではの海鮮づくしが止まらない@鯛小判
008 【福岡】福岡で知らない人はもぐり?「ひらお」のてんぷらは揚げたてビッグ@天ぷら・ひらお
007 【北海道】ライダーの聖地?ココカピウはウニ丼がヤバイらしい@ココカピウ
006 【青森】マグロの王様といえば、大間のマグロ@民宿海峡荘
005 【宮城】年商2億円稼ぐ『さいち』のおはぎ@主婦の店さいち
004 【茨城】茨城といえば新鮮魚介にあんこう・あん肝!@大浜丸魚力
003 【神奈川】鍋割山山頂でいただく絶品鍋焼きうどん@鍋割山荘
002 【沖縄】座間味の地物満載・絶品料理のやどかり飯@やどかり荘
001 【石川】能登の海鮮が贅沢てんこ盛りのコスパ高い海鮮定食@風傍
File050 行田といえば!ご当地B級グルメ「ゼリーフライ」@かねつき堂 NEW
埼玉県の行田といっても「へ?それどこ?」って思われがちですが
野村萬斎さん主演、映画「のぼうの城」の舞台・忍城(おしじょう)があって
最近では池井戸潤さん作、TBS人気ドラマ「陸王」の舞台で足袋のまちとして有名になった埼玉北部のまち
とにあえず端的にいって、埼玉の中でも田舎
そんな行田には全国に誇れるご当地B級グルメがある
それが「ゼリーフライ」
ゼリーといっても
決してあのデザートのゼリーが入っているわけではなく
おからとじゃがいもと、少々の人参やネギを小判型にして素揚げした、いわゆるコロッケ

なぜゼリーが入ってないのに「ゼリーフライ」なのか
これは諸説あるものの、
小判型のかたちが「銭(ぜに)」だから、ゼニが訛ってゼリーになったというのがおおむねの定説らしい
今は行田の学校給食にも欠かせないというほど市民の熱いソウルフード
その発祥は日露戦争で中国へ従軍した茶屋の主人があみだしたもの
おからとマッシュポテトなのでとにかくふっわふわでほくほくのコロッケ
こってりの甘辛いソースをつゆだくでいただくのが通
小判というか俵型の大きなコロッケは1個100円程度、でも味はお値段以上

行田のまちを歩いていると
あちらこちらでゼリーフライの幟がはためく
まちを上げてのB級グルメなのです
その人気店の一つ、忍城近くにある「かねつき堂」にて実食
なかなか昭和レトロ風情の味わいある店構え

忍城から譲り受けたというありがたい鐘楼には
「ゼリーフライ!」のどでかい看板でイチオシ商品を猛アピール!

コロッケ好きならきっと気に入るゼリーフライ
ぜひ行田へお越しの際には一度味わってみてください
交通利便性 ★★★☆☆・・・忍城の目と鼻の先の住宅地内、駐車場あり、秩父鉄道行田市駅から徒歩15分
施設快適度 ★★☆☆☆・・・昭和レトロな食堂のたたずまい、テラス席と座敷があり
料理コスパ ★★★★☆・・・メニューは少ないけど安い
サービス質 ★★★☆☆・・・普通
【施設情報 Shop Info】 Name かねつき堂 Kanetsuki-do ⇒【食べログ】 Address 埼玉県行田市本丸13-13 13-13, Honmaru, Gyoda city, Saitama, JPN TEL +81-48-556-7811(「忍は・こころ・名はいい」で覚えよう) HP http://gyoda.html.xdomain.jp/kanetsukido/index.html Tips 月曜日定休、11:00~18:00、駐車場は意外に広いので車OK
File049 小城名物デカ盛りカツカレー@ドライブイン一平
いつの世も
デカ盛りメガ盛り鬼盛りグルメは
食を愛するわれわれを魅了してやまない食の王国
そんなデカ盛りグルメが
がばいばあちゃんの佐賀県にもあるんです
それが小城(おぎ)市三日月町にある「ドライブイン一平」
昭和の香り漂う、まるで公民館のような
古きよきドライブインといった佇まい

広い店内はテーブル席、カウンター席、座敷含めて80席もあり結構広い
客層は作業員風の男性やサラリーマン風の男性が多く
やはり九州で名を轟かせているだけあり客足は途切れない

当店の名物はなんと言っても「カツカレー」
普通盛りで通常の1.5倍~2倍はあろう
ボリューミィでパンチのあるデカ盛りでありながら
ふところに優しい920円という破格のお値段
大盛は+50円
小盛は-50円
勝負に出るなら大盛に、はじめから戦線離脱なら小盛にチョイス可能

パーティーサイズの直径30cmはあろう銀メッキのお皿に
こんもり盛られた白米に欧風カレーがなみなみと注がれ
揚げたてサクサクの巨大カツがトッピングされる
総カロリーを考えると空恐ろしくなる圧倒的ビジュアル

衣がサクサク、肉質も柔らかくジューシー
何より日本人好みの昔ながらの欧風カレーがまた食欲をそそる



大食いでない自分の胃に収まるかと最初は危惧したものの
食べすすめるうちに杞憂だとわかりました
旨いものはデカ盛りでも案外ペロリといただけるもんです
(お腹空かせてたってのもありますが)
ぜひ佐賀の小城にお越しの際には
カツカレーのあとに小城名物羊羹やどらやきで食後のデザートを愉しんでください
(村岡総本舗のピンクどら焼きおすすめ)
交通利便性 ★★★☆☆・・・小城駅から徒歩17分、車だと4分ほど、駐車場は広め
施設快適度 ★★★☆☆・・・昭和レトロなドライブイン
料理コスパ ★★★★☆・・・お腹いっぱい食べたいならハイコスパ
サービス質 ★★★☆☆・・・普通
【施設情報 Shop Info】 Name ドライブイン一平 Drive-in Ippei ⇒【食べログ】 Address 佐賀県小城市三日月町久米1484-3 1484-3, kume, Mikazuki-cho town, Ogi city, Saga, JPN TEL +81-952-72-6037 Tips 水曜定休なので要注意、それ以外は夜22時まで営業
File048 石垣島だけのB級グルメ「ブラックじゅーしー」
ここは石垣島離島フェリーターミナル
そしてこれは島の英雄、具志堅用高様の偉大なる銅像
それはともかく
フェリーターミナル内のお店には
ご当地グルメがなかなか充実
目移りする中で目についたのは、この怪しげな真っ黒な物体
その名も「ブラックジューシー」

この黒の正体は海苔ではない
実はイカ墨を混ぜ込んだかまぼこ
そして中身は
沖縄ならではのウコンと一緒に炊き込んだ
ドライカレー風味のご飯という
かまぼこ作り63年の八重山の老舗金城かまぼこ店が送る石垣島ここならではのB級ご当地グルメ
断面図撮り忘れたので金城かまぼこ店から拝借
(▼画像クリックしてもお店のHPにジャンプします)

見た目のインパクトで一瞬ひるむが
実はかなりイケる
イカスミ入のかまぼこがジューシーで
ドライカレーの香ばしくスパイシーな味わいに実にマッチしている
ボリューミィで酒のアテにもなる
1個216円ととてもリーズナブル

ついでに紹介
そこで買った沖縄鉄板のスパムロール(たぶん)
結構珍しいスパム海苔巻きかも

ご当地の沖縄グルメはうまいもんづくしですね
終わり
File046 下北半島の郷土料理・米粒じゃない「イカ寿司」
青森県深浦町風合瀬(かそせ)
日本海に面して建てられた「道の駅ふかうら かそせいか焼き村」
規模はそれほど大きくないけれど
採れたて新鮮海の幸を扱った魚市場と
地元マダムらによる郷土の野菜やお惣菜コーナーがウリ
種類も豊富で値段もリーズナブルとあって
個人的にはお気に入りの道の駅
白神山地方面に行く機会があればだいたい立ち寄っている

そんな道の駅ふかうらのお惣菜コーナーで
華やかなビジュアルの料理を発見
「イカ寿司」(1パック420円)とある

一見、ホタルイカのイカ飯
しかし食べてみたらびっくり
真イカに詰められているのは
酢漬けにされたキャベツ、人参、イカゲソ、そしてほんの少しのもち米だ

これに唐辛子も少々含まれるのでほんのりピリ辛
想像の斜め上を行く爽やかな酸味の後味さっぱりした寿司(なの?)だ
青森の下北半島での伝統的な郷土料理らしい

結構ボリューミィなのに
さっぱりしているのでパクパクいける
酒のあてにもいいかもね
2019年の秋はイカの不漁の年だったらしい
それ、佐賀の呼子(よぶこ)や島根の隠岐でも聞いたな
2020年、富山湾のホタルイカは豊漁だったらしい
今年は当たり年だといいな
交通利便性 ★★★★☆・・・湾岸の国道101号線沿い、港の真ん前、広い駐車場
施設快適度 ★★★★☆・・・鮮魚がたくさん取り扱われ、海鮮食堂もにぎやか、地元の方が作るお惣菜コーナーが安くて楽しい
料理コスパ ★★★☆☆・・・比較的リーズナブル、海鮮はやはり安め
サービス質 ★★★☆☆・・・ローカル感溢れ、いい感じ
【施設情報 Shop Info】 Name 道の駅ふかうら かそせいか焼き村 Road house Fukaura Kasose Ikayaki village ⇒【食べログ】 Address 青森県西津軽郡深浦町大字風合瀬字上砂子川144-1 144-1, Kamisunago-gawa, Kasose, Fukauracho-town, West-tsugar-gun distinct, Aomori, JPN TEL +81-173-76-3660 Website http://www.kasose-ikayakimura.jp/ Tips トイレは24時間オープン!
File045 国道沿いの風物詩・秋田自慢のババヘラアイス(Akita)
秋田県民なら知らない人はいない
国道沿いでパラソル広げて行商販売する
秋田県民自慢のソウルフード兼駄菓子アイス「ババヘラアイス」
どこか昭和の香りがする、
着色料的な鮮やかピンクのストロベリーと
バニラじゃない黄色のバナナの2種類味でトッピングされたアイス

バラの花びらような形で盛り付けるから「ババヘラ」ではない
“ババ”が“ヘラ”で盛り付けるから「ババヘラ」

秋田の方言で“ババ”は中高年以上の女性の総称らしい
いわゆる、おばはん、おばーちゃんが作っているアイス
でも見たところではおばあちゃんが販売していることがほとんど
小さな専用ヘラで懸命にカチカチのアイスをこそぎ取って盛り付ける
盛り付け方には実はテクニックがあって
誰でもバラの花びらのように美しく盛り付けられるものではないようだ

このおばあちゃんは花びらというか
チューリップみたいになってしまった
まぁ、味は変わんないからいいのですが
1個200円(2018年8月現在)
チープだけど懐かしい味わいとビジュアルで夏は涼しげで悪くない

昔は交通量の多い国道や一般道脇で販売していたそうですが
最近は規制が厳しくなってきて
道の駅など安全なところに避難して売っていることが多いとのこと

このときは道の駅ふたついで見かけました
しかも入口左右に“ババ”2名で挟み撃ち
ちなみに、
「ババヘラアイス」の元祖は「児玉冷菓」(商標登録済み)
正確な呼称は「ババさんアイス」だとか
他企業参入で(秋田県内で)熾烈な競争(ってほどでもないか)が繰り広げられているそうですが
元祖は児玉冷菓とのことでした
<関連記事>
File043 埼玉県民に愛された埼玉のソウルフード・スタカレー@娘娘(にゃんにゃん)(Ageo, Saitama)
上尾、桶川、浦和、大宮と
埼玉を拠点に店舗を構える中華料理店「娘娘(にゃんにゃん)」
この店で誕生したのが
埼玉県民に愛され、常に行列の絶えない埼玉のソウルフード「スタカレー」
しかし「カレー」といっても、ここではカレーではない
中華あんかけの“スタミナ丼”を“カレーのように盛り付けた”
だから「スタカレー」
そんなオヤジギャグで意表を突かれたネーミングだけど
最近ではテレビやメディアにも多く取り上げられ
全国からマニアが足を運ぶほどの人気っぷり
そしてスタカレーの生みの親が店長を務めるのが上尾店
小さな店舗で昭和の香りのする一見地味でさえない外観ながらも
閉店間際に差し掛かっても一向に行列が絶えないのです

閉店時間を過ぎてても
ギリギリまで並んでいたお客さんをさばき切るまでは店を閉めないスタイルの様子
ランチタイム終了の14時半を大きく回っても店内にはこれだけ人がいた

メニューは至ってシンプル
実に明瞭でオーダーしやすい
あと写真に載ってない餃子も大人気
お冷は着席後に運ばれてくるけど
ビールなどはセルフなので冷蔵ケースへ自前で取りに行くシステムらしい

さて周りを伺うと
麺と半スタカレーをセットでオーダーするお客さんが多い気がした
というわけで、わたしもそれに倣って
人気の炒麺(チャオメン)と半スタカレーをオーダー
まずは炒麺が到着
見た目は至って普通の野菜マシマシの塩焼きそば
しかしなかなかボリューミィ

そして意外に薄味
しかし、中華麺がかなりもっちもち、どっちかというとねっとり系で満腹感を増幅させる
続いて期待の半スタカレーが登場
“半”なのに全然“半”じゃない普通サイズで衝撃を受ける

口に入れた瞬間、濃厚で塩味が濃く、ほのかに甘みがある
「何だ、辛くないじゃん」と気を緩めた瞬間、後からパンチのある辛さが襲ってくる
とはいえ、単純な唐辛子の辛さじゃない、スパイスの効かせた辛さなので
発汗作用促されつつ、これが後を引く
そして実にご飯に合う
そして、炒麺が割と薄味なので
交互に食べると絶妙なバランスになる
一緒にオーダーする常連さんの気持ちが分かる気がした

スタカレーにはもれなく中華スープも付く
これもかなり味が濃いめ
しょっぱいとのギリギリのラインで、実はこれも炒麺に合うように仕込まれているのか
このスタカレーは店主が40年以上研究を尽くして
計算し尽くして仕上がった集大成のシロモノらしい
なるほど、このパンチ力、また来たくなる、そんな味かも
行列が絶えないのがわかる気がしました
埼玉のソウルフード…奥が深いな、と思った今日このごろでした
終わり
交通利便性 ★★★☆☆・・・やや道路狭い、ただし目の前はホームセンターの広い駐車場あり
施設快適度 ★★★☆☆・・・昭和の香りのする古い小さな店舗、23席ほど
料理コスパ ★★★★☆・・・安くてボリューミィ!
サービス質 ★★★☆☆・・・行列待ち必至、店員さんは淡白、水以外はお酒セルフ
【施設情報 Shop Info】 Name 娘娘 上尾店 Nyannyan Ageo-branch ⇒【食べログ】 Address 埼玉県上尾市愛宕3-7-17 (3-7-17, Atago, Ageo city, Saitama, JPN) TEL 非公開 TIPS 店舗前3台、店舗横付けで1台の計4台限定の狭い駐車場、道路に面しているので駐車の際は要注意、目の前がビバホームセンターなので買い物ついでに寄るのがベスト
Fil042 平家落人伝説が眠る椎葉村名産の美しい菜豆腐@平家本陣(Shiibason, Miyazaki)
平家落人伝説が眠る宮崎県山奥の椎葉村(しいばそん)
日本三大秘境に数えられるこの小さな小さな村は
文字通り、「秘境」という表現がしっくりくるほどスーパー山奥にある
さすが平家残党が命からがら逃れた場所…

そんな椎葉村は今、観光に力を入れている
しかしながら、交通の便がきわめて良くないのと
これから本腰なのか
土産物屋や飲食店はすこぶる少ない
そんな中でも道の駅的存在で、椎葉村物産センターを兼ねる「平家本陣」

ここでは、ご当地の飲食店や名物キャラなどの土産物、産直野菜などが一通り揃っている
中でも目を引いたのはこの「菜豆腐」
女子なら多かれ少なかれ心ときめくこのビジュアル
実に美しい

冠婚葬祭や特別な日にもてなされた椎葉村の郷土料理
季節に応じて春夏には菜の花、藤の花
秋冬にはしいたけや柚子などで彩られる
華やかでおめでたいお豆腐なのだ
というわけで、
ものは試しに一つ購入してみた

きっともっとちゃんとした器に盛れば
より美しいビジュアルになるであろうことは想像に難くない
そして結構ボリューミィで重量感があり食べごたえがある

このビジュアルなので一見美味しそうなのですが
一口くちにすると、「あれ?意外に味がしない。。。」
拍子抜けするほど素朴というか
大豆の本来の味が楽しめるというか、
いや、とにかく醤油をかけていただいた(汗)
見た目華やかな子に話しかけたら、案外無口で盛り上がらない
そんなテンション(どんなテンション?)
とはいえ、
これが食卓に上がったら、間違いなく一瞬はテンションは上がると思います
ぜひ椎葉村に訪れたらおみやげに買ってみてください
あと、苦労してたどり着ける「仙人の棚田展望台」はおすすめです!
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Fil041 群馬の2大ソウルフード!ソースカツ丼とひもかわうどん@藤屋本店(Kiryu, Gunma)
同じ関東圏に属しながら
地域魅力度ランキングではワーストランク常連仲間の群馬県
富岡製糸場という世界遺産を抱え
群馬出身著名人に中山秀征さん、井森美幸さん、篠原涼子さんらをしたがえようとも
魅力度向上にはなかなかつながらない苦戦中の群馬県ですが
奈良時代から織物の産地として栄えたまちゆえに
当然旨いご当地フードも栄えている
というわけで、その一つがソースカツ丼とひもかわうどん

ソースカツ丼は
ウスターソースベースの甘辛いさらっとしたソースが
サックサクのヒレカツにたっぷり染み込み
実にご飯にあうのだ
一方、織物が盛んな桐生市ならではの
一反もめんか反物かと見まごう超極太麺のひもかわうどんは

驚異の幅5cm、長さ50cmのビッグサイズ!
実に食いしん坊なインパクトあるビジュアルでウキウキしますねす
ガブッとひとかみ、豪快にいただくと
麺はつるつるシコシコとコシが強く
濃いカツオベースの特製つゆにからめてよく噛んで味わうと
小麦とつゆのハーモニーがいい

ちなにランチタイムはミニソースカツ丼のセットで960円
なんて良心的♪
今回いただいたのは、ひもかわうどんでは地元で大人気の藤屋本店さん
平日にも関わらず
なかなかの行列っぷり
30分ぐらい外で待ちました

さて帰り道、
ふとひなびた化粧品店の窓ガラスをみると
桐生市が生んだスター篠原涼子様のポスターが貼られていた

化粧品のポスターかと思ったら
よく見ると桐生市のPRポスターだった
同じ出身スターでもこの扱いの違い
やるね、GUNMA
終わり
交通利便性 ★★★☆☆・・・住宅街の中にあり、店の前の駐車場は少なめ
施設快適度 ★★★☆☆・・・店内は40席ほど、そんなに広くない
料理コスパ ★★★★☆・・・ランチメニューはボリューミィでお得
サービス質 ★★★☆☆・・・平日でも昼時は待ち時間30分ぐらい
【施設情報 Shop Info】 Name 藤吉本店 Fujiyoshi-honten ⇒【食べログ】 Address 群馬県桐生市本町1-6-35 (1-6-35, Honcho-town, Kiryu city, Gunma, JPN) TEL +81-277-44-3791 Website https://fujiya-honten.net/ TIPS 店舗の前は3台程度の駐車場、近隣に旧店舗横駐車場、商進会駐車場あり、いずれにしても駐車場は少なめ、おつゆがなくなり次第終わってしまうので、早めの来店おすすめ
Fil040 滋養強壮栄養満点!千葉名産の自然薯麦飯@和食処清恵(Ichihara, Chiba)
関東一遅い紅葉の千葉県養老渓谷
2019年10月の台風15号、19号、21号
畳み掛けるような強風豪雨の影響で
ここ養老渓谷はおろか
ありとあらゆる地域で実に痛々しいダメージを受けていました
とはいえ、地元の方の頑張りで養老渓谷はなんとか一部復旧し
紅葉狩りに沢山の人が訪れていました
観光に訪れることが一番簡単な復興支援ですよね
なんてことはさておき
せっかく千葉を訪れたので
この時期の旬の食材といえば“自然薯(じねんじょ)”
時に1本数千円から上等なものは数万円もする
野菜カーストでは最上位にいる自然薯
これが気軽に定食でいただけるお店が「和食処 清恵(きよえ)」さん

といいつつ、
本当は鮎料理が楽しむ気でいたのですが
紅葉シーズンはこれだけしか扱っていないらしい
なかなか潔い

というわけで
せっかくなので自然薯麦とろめし(1430円)をチョイス
ただ後で知ったのは
当店の自慢はサクサクのほくほくの天ぷららしいのです
うーん、惜しい…
トイレにちょっと立っている隙に
あっという間に運ばれていた

・こだわりの出汁と濃いめの味噌汁で割った自然薯
・ほくほくの麦飯
・具沢山の田舎汁
・甘めの味付けの切り干し大根
・野菜の浅漬

ビタミン・ミネラル、食物繊維が大変豊富で
滋養強壮、疲労回復、アンチエイジングから美肌効果まで
さらに昔から「山のウナギ」といわれるように
アルギニンやムチンの働きは男性をもりもり元気にし
ディオニスゲンという成分は若さ維持やホルモンバランスに良い働きをするという
まさに万能の食材…
通常のとろろに比べ
キメが細かく上品な自然薯は
あったかい麦飯によく絡まり絶妙なハーモニー…

ひさびさひ極上のトロロ飯をいただきました
あぁ、日本食はやっぱりウマイ
さて
あちこち設置されている青空市場には
どこもかしこも自然薯が並べられている
さすが旬、それがシーズン
チラッと値段を見たら

590gで1470円
820gで2050円 ……
やっぱり産地といえども高い…
それだけ貴重で繊細な食材なのでしょう
とりあえず、
紅葉と自然薯、両方堪能いたしました
千葉、これからも復興応援しています…
終わり
Fil039 花巻名物!箸でいただくメガ盛りソフトクリーム@マルカンビル大食堂(Hanamaki, Iwate)
宮沢賢治のふるさと、岩手県花巻市
「銀河鉄道の夜」とは微塵も関係ないですが
宮沢賢治の生家の碑も近いし、あながち無縁ではない
花巻市民から熱い支持を得ている「マルカンビル大食堂」

かつてのデパートはビルの老朽化によって2016年に一度閉館するも
市民の熱い期待に応えてその約半年後に無事復活
大食堂だけが今でも6階にオープンしております

昭和の薫りプンプン漂うマルカンビル大食堂は
昔ながらの洋食屋メニューが大好評
しかも、お値段までもが昭和の名残を魅せるリーズナブル価格
人気定番商品「ナポリかつ」がこのボリュームで780円(税込)って何事?

そんなマルカンビル大食堂のダントツ人気がこちら
卵不使用の10段トグロ!ジャンボソフトクリーム!驚きの180円!!

“箸でいただくソフトクリーム”として全国に名を轟かせることになったこのヘビー級ソフト!
試しに割りばしで計ってみた
一般的な割り箸は約20cm
それをはるかに上回る、およそ24~25cmはあろうジャンボなビジュアル
そしてこの芸術的な10段トグロ!
食堂のおばちゃんによる熟練の技が光ってます!素人には真似できない!

これを箸でいただく…
卵が不使用だから、岩手の濃厚なミルクを使っているのか
粘度がきわめて強く、溶けにくく、密度が濃くずっしりしている
ソフトグリーム好きにはたまらないこの食べごたえ感

中野ブロードウェイでいただいたデイリーチコの特大ソフトクリーム級…
あのヘビーなレインボービジュアルにも驚いたけど箸でいただくこっちも負けていない
もちろん、ええ、一人でいただきました、ペロリと
さらに入口前には、
これまたマルカン大食堂手作りオリジナル特大ワッフル(あん・生クリーム)がナウ・オン・セール

320円というお手頃価格に誘惑され、つい手が伸びてしまいました
いやはや、ワッフルはフワッフワ
あんこは甘すぎないつぶあんで
これでもかと盛られた生クリームと最高のコンビネーション
ボリューミィで満腹感も上等

120%の満足感に酔いしれて帰っていると
ふと見た1階の看板に人気ランキングが

1位 ソフトクリーム/カップソフト/ミニソフト
2位 ナポリかつ
3位 マルカンラーメン
4位 中華そば
5位 ちらし寿司
6位 カツカレー
7位 味噌チャーシュー
8位 チャーシューメン
9位 わかめラーメン
10位 チョコパフェ
(平成29年6月1日~平成30年5月31日調べ)
ソフトクリームぶっちぎり!
今度は是非ナポリかつ、食べに来たいです!
ごちそうさまでした♪
交通利便性 ★★★☆☆・・・花巻駅から徒歩15分程度、近くに専用駐車場あり(有料)、商店街の一角なので路駐は難しい
施設快適度 ★★★★☆・・・社員食堂の風情で560席あり!食券前払い
料理コスパ ★★★★★・・・とにかく旨い!安い!早い!
サービス質 ★★★☆☆・・・お冷・お茶、食器の返却はセルフ、おばちゃんスタッフが多い
【施設情報 Shop Info】 Name マルカンビル大食堂 Marukan-building Dai-shokudo ⇒【食べログ】 Address 手県花巻市上町6-2 マルカンビル6F (6F, Marukan-building, 6-2, Uemachi town, Hanamaki city, Iwate, JPN) TEL +81-198-29-5588 Website https://marukanshokudo.business.site/ TIPS 近場の駐車場は埋まりやすいので早めに行く方がいい。1,000円ごとに100円の駐車サービス場くれる。窓際の席が花巻市街を一望できて楽しい
Fil038 呼子朝市名物!おばあちゃんのアラカブ味噌汁定食@よしや食堂(Yobuko, Saga)
イカ釣り漁が盛んな佐賀の呼子
そして、日本三大朝市の一つ、呼子朝市

訪れたのはGWを過ぎた平日の10時過ぎだったので
市場の活気も中国人観光客などの外国人ですらやや少なめ
そして呼子朝市のもう一つの名物、昔ながらの「よしや食堂」さん

この昭和世代の心をくすぐる昭和レトロな暖簾のたたずまい…
そりゃそうだ、昭和10年創業らしい
扉を開けるとまさに、昔ながらの場末感のある定食屋
何だか、おばちゃん家に来たかのような雰囲気が良い
テーブル席が2~3席しかないような狭い店内で
おばあちゃんがゆっくりした足取りと手慣れた包丁さばきで
一人で切り盛りしていた

あいにく、
呼子名物のイカ刺しは今年の不漁で本日は無いらしい
代わりに、アラカブの味噌汁はあるとのことでさっそくオーダー
こちらが地元では絶賛されている「アラカブ味噌汁定食(1080円)」

佐賀の方言で「アラカブ」とは「カサゴ」のことらしい
それを贅沢に一尾まるごと味噌汁で煮込む
カサゴは骨が多いけど、
朝採れのカサゴは身が締まって肉厚で甘い
佐賀の味噌汁は白味噌の薄味なので
アラカブの出汁が効いて実に旨い

これにアジのみりん干しも付く
このツヤ、甘み、旨味が凝縮してご飯がすすむ旨さ

副菜にひじきやたけのこ、冷奴に漬物がつく
なかなか贅沢な日本の朝食って感じ
こんな田舎だけど外国人観光客は結構訪れるらしい
ゴールデンウィークなんかは車が行列で大渋滞だったとか
そんな外国人観光客にも理解できるよう
4ヶ国語(日本語、英語、中国語、韓国語)でメニューが併記されている
なかなか親切

かなりご高齢のようにお見受けしたので
おばあちゃんがいつまで続けてくれるかと思うけど
健康で、できる限り続いて欲しいと思う、老舗の田舎食堂でした
交通利便性 ★★★☆☆・・・呼子漁港の目の前、市営駐車場は週末・シーズンは激戦区
施設快適度 ★★☆☆☆・・・昭和レトロな昔ながらの食堂
料理コスパ ★★★★☆・・・魚介は新鮮、どのメニューもボリューミィで比較的リーズナブル
サービス質 ★★★☆☆・・・お冷・お茶はセルフ、おばあちゃんが話し好き
【施設情報 Shop Info】 Name よしや食堂 Yoshiya Shokudo ⇒【食べログ】 Address 佐賀県唐津市呼子町呼子3764-7 (3764-7, Yobuko, Yobuko-cho town, Karatsu city, Saga, JPN) TEL +81-955-82-3228
Fil036 隠岐の名産!寒シマメの肝醤油漬け丼と岩牡蠣@船渡来流亭(Okinoshima, Shimane)
島根県の北東沖合に浮かぶ隠岐島
日本史ではおなじみ
天皇や高貴なお方らが流された流刑の島ですが
なんで高貴なお方らがこの島に流されたのか、
それには実は理由があって
皇族や貴族の方々が大好きなアワビがよく採れたり
豊富な魚介や田畑が耕せて食に困らなかったから、とか
海岸では釣り糸垂らせばタイがたちまち釣れ
ほっといても波打ち際に魚が打ち上げられたり
サザエもウニも採り放題
大量のイカまで打ち寄せられて
労せず魚介がわんさか手に入る夢のような島
そんな隠岐島ではスルメイカをシマメと呼び
一番美味しい冬の時期のシマメを寒シマメと呼ぶ
ここは中之島海士(あま)町の西郷フェリー港にある船渡来流(せんとらる)亭
ここでは美味しい寒シマメ肝醤油丼がいただけます

隠岐のイカは身だけじゃなくて
肝にも旨味がギュッと詰まっているそう
それを醤油でじっくり漬け込んだ特製肝醤油ダレと
新鮮なイカソーメンを和えた極上のひとしな
これに卵の黄身を落とすと
卵のとろみとコクが生まれてよりいっそう旨味が増す
ご飯がすすむ!

さらにこの巨大岩牡蠣!
最新のCAS(=Cells Alive System)冷凍で一番旨いタイミングで瞬間冷凍された岩牡蠣
これを解凍しても採れたてのように旨い!
まさに海のミルク!
こんなでかい岩牡蠣はじめて食べた!

イカゲソのフライから
添え物のキャベツサラダまで旨い
この定食最高

この内容、このボリュームで2000円程度という良心価格
隠岐はイカが名産なんて知らなかったケド
また食べに行きたいと思いました
交通利便性 ★★★★☆・・・中之島西郷港フェリーターミナル2階
施設快適度 ★★★★☆・・・とても広く開放的でおしゃれ
料理コスパ ★★★☆☆・・・安くはないが、内容に比してハイコスパ
サービス質 ★★★☆☆・・・まぁ普通
【施設情報 Shop Info】 Name レストラン 船渡来流亭 Restaurant Central-Tei ⇒【食べログ】 Address 島根県隠岐郡海士町福井1365-5 西郷港フェリーターミナル2階 2F, Ferry terminal of Saigou bay, 1365-5, Fukui, Ama-cho town, Oki province, Shimane pref, JPN TEL +81-8514-2-1510 Website http://oki-ama.org/central/
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Fil035 シロクマといえば、やっぱり本家の白熊で決まり!@白熊菓琲(Kagoshima)
関東でもその名を轟かせ
夏になるとなんだか恋しくなる九州銘氷菓・シロクマ
鹿児島にせっかく来たなら
やはりその本陣を攻めたい
というわけで、
鹿児島市内にある氷白熊の本家「天文館むじゃき」へ
店の前には巨大な白熊オブジェが「Have a nice day and Good luck!」

そのお隣にはちょっと控えめに
ガラスケースに入れられたホンモノの白熊の剥製がお出迎え
まさか温暖な九州地方で
しかも鹿児島の繁華街でシロクマの剥製にお目にかかれるとは…
暑かろうに

この「白熊」の由来は、
“白熊”が発売された昭和24年当時
かき氷にトッピングされたチェリー、アンゼリカ、レーズンの配置が
白熊の顔に似ていたから付けられたそうだ
(公式HP「よくある質問」より)
その似ている顔がこちら

!!!似ているか????
思わず運んできてくれたウエイトレスのお姉さんにも聞き返してしまった
「どこから見たら顔ですか?」と
思わず器を回転させてしまった

裏から見ても白熊じゃないし
いや、わたしの想像力が貧困なのか
ともかく、正しい位置はともあれ、本家の白熊はかなりボリューミィで自家製ミルクがかかったかき氷はウマい
満足
しかしせっかく来たので鹿児島名物の黒豚カツサンド(1230円)もいただいてみた

肉厚で肉質は柔らか
肉汁がジュワッと出てきて脂が甘くてジューシー
周りの衣は薄くカリっと香ばしい
決め手のソースは甘めだけどマスタードでピリッと締まる

一口サイズが4個であっという間に平らげる
単品では女性のわたしでもボリュームは足りないけど
まぁ、白熊と一緒にいただくと思えば、ちょうどいいかな
今度はスペシャル白熊がいただいてみたいと思いました
ごちそうさまでした
交通利便性 ★★☆☆☆・・・繁華街のど真ん中で駐車場なし、近くの有料パーキング利用
施設快適度 ★★★☆☆・・・店内はそれほど広くない、地下1階~4階にも系列店あり
料理コスパ ★★★☆☆・・・全体的に気持ちコスパ高め(軽食はボリューム足りない)
サービス質 ★★★☆☆・・・昭和の感じが少しする
【施設情報 Shop Info】 Name 本家白熊 白熊菓琲 Shirokuma Cafe ⇒【食べログ】 Address 鹿児島県鹿児島市千日町5-8 天文館むじゃきビル 1F 1F, 5-8, Senjitucho, Kagoshima city, Kagoshima pref, JPN TEL +81-99-222-6904 Website http://mujyaki.co.jp/ Tips デザートの白熊だけなら2Fの洋食MUJjyaki(むじゃき)でもオーダー可能
Fil034 極甘!ここでしか食べられない幻のとうもろこし「嶽きみ」(Iwakisan, Aomori)
ここのところ東北ネタまつりですがご容赦を…(汗)
先日訪れた青森県
秋田ご出身の皆様が激しく大絶賛し
この時期青森に来たら食べなきゃ損!とまで言わしめたこの「嶽(だけ)きみ」
わたしが関東の人間だからか
もしくは食通じゃないからか
生まれてはじめて耳にした「嶽きみ」は
岩木山麓の標高400~500m付近の嶽地区・百沢地区でのみ栽培・収穫される
特別なとうもろこし(津軽弁で「きみ」はとうもろこしの意)らしい
この苗はこの岩木山の獄地区でないとこの美味しさにならないというから興味深い
通常はお盆を過ぎた8月下旬から9月いっぱいまでのシーズンらしいけど
日頃の行いか、運良くたまたま今年は1週間早く前倒しで収穫されたらしく
訪れたお盆期間にゲットすることができた

糖度18以上はブドウとか柑橘系と同等かそれより圧倒的に高い
つまりフルーツ並みの甘さ
ゆえに鮮度劣化が早く、市場にあまり出回らないとのこと
正確には楽天市場などオンラインでも販売されているけど
マージン多めに上乗せされているし
やはり鮮度が落ちるしその分本来の美味しさも損なわれる
ゆえに、朝採れがいただけるのは青森県民およびその周辺を訪れたものだけの特権らしい
そしてお店では生以外にも茹でたてを味わうことができる
特大は1本250円
中サイズは1本200円
中サイズでも自宅の近所のスーパーで買うよりも全然身が詰まってどっしりしている
何より、感動的にスーパー甘い!

思わず、4泊5日の旅の中で2回も訪れてしまったほど
ここだけでしか食べられないプレミア感が100km、200kmのドライブの疲労を紛らわしてくれる・苦笑
県道3号線は、この時期だけ通称「嶽きみロード」なんて言われることもあるとか
直売所は弘前市内にもいくつか見かけたので
岩木山まで訪れる必要はなかったのかもしれない…
しかし駐車場もないのに車もバイクも大盛況!

農家さんは3~4軒ほど連なっていて値段はどこも同じ
売り方も味もたぶんほぼ同じ
水口農園さんは試食させてくれたし
ゆできみが2種類あったので2回目もこちらで購入
小さな娘さんも一生懸命、家族総出で売り子をしていて実に微笑ましかった

特大サイズ5本入りで1000円
中サイズ6本入りで1000円
小サイズ7本入りで1000円
というラインナップ
大きいものの方が甘いらしい
シロウトの浅知恵だと、小さい実の方が味が凝縮して甘そうだけど
とうもろこしは逆らしい
農家さんの知恵は尊い

実家にお土産で買って帰り
「こんな先っぽまで身がびっしり詰まって、こんなに甘い上等なとうもろこしはじめてだ!」と
家族にも大変好評でした
すっかりハマったワタクシ
またもし来年青森を訪れることになったら、岩木山方面まで足を伸ばしたいと思います
終わり
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Fil033 激ウマ!煮干しダシの馬肉ラーメン(Futatsui, Akita)
秋田ってマタギの国なので熊とか猪とか鹿などの獣を狩って
かっこいい言い方をすると“ジビエ肉”を鍋で食べてそうな勝手なイメージですが
実は全然そんなこと無いらしい…失礼しました
北秋田地域は昔ながらの伝統食として馬を食べる、いわゆる馬肉文化
運動会や、ここぞという記念日などは精力のつく馬肉を食べるのが昔からの習わしとのこと
そんなわけで知る人ぞ知る、
激ウマと評判高い馬肉ラーメンをいただいてみました♪

驚くほどホロホロに煮込まれた馬肉は
くさみもなくあっさりと比較的淡白で
煮干ダシで取ったコクの深い醤油スープにマッチして
絶妙な旨さ
人気が伺える激ウマラーメンでした

県内では道の駅ふたついとか道の駅大館能代空港内のレストランとか大館市のドライブインなども食せるようです
ちなみに、
宿で出されたのは、今度は馬肉ステーキ!
ホントに北秋田地域の伝統食なんだなー

ただし、ちょっとこれは焼き過ぎたかで脂が抜け落ちて
若干肉質がパサついて味が落ちていた…
とはいえ、馬肉はヘルシーで精力もついて味はあっさりしつつも噛むほどに甘いので
女性ウケしやすい食材ですね
そして、しばれる寒さを耐え忍ぶ秋田のソウルフードだと思いました
終わり
Fil032 肉厚たっぷり歯ごたえ十分!ふかうら名物イカ焼き(Fukaura town, Aomori)
青森県深浦町
道の駅ふかうらは「いか焼き村」としても有名
ちなみに正確には「かそせ いか焼き村」らしい
かそせとは「風合瀬」と書き、深浦町にある地名ね
(はじめ読めなかった…)

この道の駅ではいろんな採れたて海産物が売られていて
観光客にとっても地元民にとってもお買い得なお値段!
もれなくお土産にいくつか鮮魚買って帰ったよ!
(たまたま保冷バッグ持参していたので自宅まで8時間もった!)
それはともかく
ここの名物イカ焼きは外せない
ということですでにロックオンしていた炭火イカ焼きをオーダー
1パイ500円(だったかな)

1パイがかなり大きいので、カットされてパック詰めされたイカの量にほっこり
採れたて焼きたてなので身が柔らかくかつ甘みがあり
たっぷりマヨネーズと合うのだ!
車の運転がなければビールが欲しいところ
さらに名物「たこめし」もチョイス
温めたいところでしたがレンジがなかったのでそのままいただく
でも、冷めてても絶品!

やはり漁師町でとれたて海鮮をいただくのが
何よりごちそうだと改めて思いました
交通利便性 ★★★★☆・・・湾岸の国道101号線沿い、港の真ん前、広い駐車場
施設快適度 ★★★★☆・・・鮮魚がたくさん取り扱われ、海鮮食堂もにぎやか、地元の方が作るお惣菜コーナーが安くて楽しい
料理コスパ ★★★☆☆・・・比較的リーズナブル、海鮮はやはり安め
サービス質 ★★★☆☆・・・ローカル感溢れ、いい感じ
【施設情報 Shop Info】 Name 道の駅ふかうら かそせいか焼き村 Road house Fukaura Kasose Ikayaki village ⇒【食べログ】 Address 青森県西津軽郡深浦町大字風合瀬字上砂子川144-1 144-1, Kamisunago-gawa, Kasose, Fukauracho-town, West-tsugar-gun distinct, Aomori, JPN TEL +81-173-76-3660 Website http://www.kasose-ikayakimura.jp/ Tips トイレは24時間オープン!
Fil030 チキン南蛮発祥の店!昭和レトロな洋食屋「味のおぐら」(Miyazaki city, Miyazaki)
(訪問日2012/5月中旬)
せっかく宮崎に来たのだから
宮崎ならではご当地グルメを探していると
地元民のおすすめランキングで
安定の人気と定番上位ランクイン
地元の熱い期待と信頼に応えるチキン南蛮発祥のお店「味のおぐら」を見つけた
本店の方は駐車場もなく狭そうだったので
駐車場が完備された瀬頭店へ訪問
しかし、平日にもかかわらず駐車場は案外埋まっていて
誘導係がいるほどの繁盛っぷり
店の外観もショーケースも店員さんのユニフォームも
すべてが昭和レトロモード全開で
令和の世に昭和が息づくなつかしい洋食屋さんって感じ

店内は想像より広く
調度品からテーブル、ソファ、観葉植物
隙間があれば埋められているようなアンティーク小物の数々
すべてがレトロで統一されていてすごい
すっごく小さいとき流行ったような人形やキャラクターが勢揃い

安定の洋食屋さんメニュー
チキン南蛮から海老フライ、ハンバーグ、カレー各種
九州名物ちゃんぽんもある
シャレたものなど必要ない
昔ながらの味で勝負の潔さに好感

ジュースと言えば、ここは宮崎、やっぱりマンゴーでしょう!
と思ってマンゴージュースをオーダー
すると見た目オレンジジュースが登場
トッピングにチェリーとオレンジはいかんでしょう
ここはマンゴーであって欲しかった
一気に普通感というか、チープ感が出る
味はふつーにマンゴーで美味しいけどね

本日はオーダーが立て込んでいて
注文から20分経過してようやく登場
これが宮崎県民が愛して止まない元祖・チキン南蛮か!
(正確には“タルタルソースにかかった”チキン南蛮の発祥らしい)

タルタルソースを開発したというだけあり、確かにソースは絶品
クリーミーで酸味がほどよくまろやかで
奇をてらわない安定の美味しさ
何というか家庭的な味わい
皮がクタッとしたジューシーチキンによくからまって
美味しさの相乗効果がたまらない
食欲をそそる逸品

自分が知っているチキン南蛮は
カラッと揚げたジューシー唐揚げに
ハーブとかシャレた感じのタルタルがかかっているイメージだったので
「ああ、これが本場なんだ…」
「忘却のサチコさんの気持ちがよく分かる…」
と感無量でした
(↑分かる人にはわかる)
付け合せの千切りキャベツも甘くて美味いし
ナポリタンはパサッとして普通だったけど
ごはんの量も多いかな~と思ったけど、案外ぺろり
ひさびさに洋食屋さんで「食った!」という満足感に浸れました
最後に、
このFacebook投稿が面白かったので紹介
何だか勝手に縁を感じました
交通利便性 ★★★★☆・・・宮崎駅から徒歩15分程度、駐車場35台完備
施設快適度 ★★★☆☆・・・演出なのか本物なのか、とにかく全てが古い、トイレも古い
料理コスパ ★★★☆☆・・・1,000円前後でこのボリュームはコスパよい
サービス質 ★★★★☆・・・店員さんらの多くが昭和世代なのが逆に好感持てた
【施設情報 Shop Info】 Name 味のおぐら 瀬頭店 Ogura Segashira branch⇒【食べログ】 Address 宮崎県宮崎市瀬頭2丁目2-23 2-2-23, Segashira, Miyazaki city, Miyazaki JPN TEL +81-985-23-5301 Website 味のおぐらチェーン おぐら本店・瀬頭店 Tips 本店はテーブル席22席で駐車場がないため、車で来る人は瀬頭店の方が広くて駐車場完備。瀬頭店の方が夜22時(ラストオーダー21:20)までやっているので便利