望遠レンズと技術がないので
動物に関してはもしかするとわんこよりネタ少ないですが
ちょこちょこアップしていきます
<INDEX 目次>
File53 砂漠をさまようキツネリス・フェネック in Egypt NEW
File52 モルディブの小さな離島で遭遇したウミガメの産卵 in Vadhoo island, Maldives
File51 隠岐の断崖草原で草を食む栗毛のお馬さんたち in Oki island, Japan
File50 モンゴル草原のよくある光景 ラクダ編 in Mongolia
File49 電柱に棲まう幸せをもたらすコウノトリ親子 in eastern Europe
File48 スマイルスマイル♪エイ in Sibadan Island, Philippines
File47 【閲覧注意】ギネス認定!サマール島のフルーツバット洞窟 in Samal Island, Philippines
File46 シキホール島で出会ったヤギ親子 in Siquijor Island, Philippines
File45 ミャンマー・パアンのゆかいなお猿さんたち in Hpa An, Myanmar
File44 ルアンパバーンでリアルくまモン登場! in Kuang Si Waterfalls, Luang Prabang, Laos
File43 アブラハムレイクの主・ビッグホーンファミリー in Abraham Lake, Alberta, Canada
File42 曲芸師とカシミヤ山羊 in Wakhan Corridor, Tajikistan
File41 ホームレス・カシミヤ山羊 in Yaqing, Sichuan, China
File40 背筋が凍る!鳥葬前のハゲワシの群れ in Yaqing, Sichuan, China
File039 標高4500m級の断崖に住む岩羊バーラル Bharal in China
File038 世界遺産キナバル山のアイドルリス Squirrel in Malaysia
File37 ひだまりの中たたずむロバさん親子 Donkeys in Tajikistan
File036 職務放棄のふて寝ラクダにいさん Camels in Uzbekistan
File35 台湾の奈良公園・鹿シカパラダイス Deer in Taiwan
File34 体脂肪率低めの超スリムなラクダさん Camels in Ethiopia
File33 ラクダのコブまで休眠状態 Camels in India
File32 迷える羊たちの群れ Sheep in New Zealand
File31 「このサル凶暴につき」南アのバブーン一味 Baboons in South Africa
File30 モンゴルといえばイヌワシ使いの鷹匠!Eagles in Mongolia
File29 南アフリカのサバンナに住むエランド Eland in South Africa
File28 モンゴル草原で草を喰む野生馬タヒたち Takhi in Monglia
File27 神々の庭に棲みつくほのぼのにゃんこファミリー Byron in Cambodia
File26 アルパカ放し飼いの楽しいカフェ An Alpaca in Taiwan
File25 コソドロ・ケープハイラックスくん Cape Hyrax in South Africa
File24 生活習慣病気味のおっさんモンキー Monkeys in China
File23 魚市場の常連客はペリカンさん Pelicans in Galapagos islands
File22 不敵な笑みをこぼすヤギさん A Goat in Hunza, Pakistan
File21 ニュージーランドの固有種「キア」に車を占拠される Kea in New Zealand
File20 突然のご挨拶登場 ニホンカモシカ in 山形蔵王 Zaoh, Yamagata, Japan
File019 カラフルビーンズ的なひよこたち in Shiraz,Iran
File018 人を恐れず餌のおねだり、北極リス in Denali of Alaska
File017 カメカメパラダイス in ガラパゴス
File016 コロンビア、ジャングルで出会った村の飼いサル
File015 ブラジル・マナウスで捕獲したアリゲイター
File014 ブラジル・マナウスで会ったごっついお猿
File013 ブラジル・レンソイスで会ったオウムファミリー
File012 カザフスタンで会ったモフモフらくだ御一行
File011 シリア・パルミラ遺跡で出会ったおしゃれなラクダ姉さん
File010 タイ・ホアヒンのお寺でおさるさんファミリーに遭遇
File009 中国で国宝級に珍重されるキンシコウのおこちゃま
File008 世界最大の魚類と目と目が合ったミラクルな瞬間
File007 上から目線のらくだ
File006 もううんざりするほど湧いて出てくるワラビーたち
File005 自由にピースフル生きるガラパゴスイグアナたち
File004 モンゴル遊牧民に飼われていたヤギベビー
File003 南アフリカのケープペンギンの赤ちゃん
File002 モンゴル遊牧民のゲルの中にいた赤ちゃん牛
File001 ガラパゴス諸島のあざらしの赤ちゃん
File53 砂漠をさまようキツネリス・フェネック in Egypt NEW
カイロ中心から南西へ約500km
車で約6時間走った先に広がるのは
知る人ぞ知る「白砂漠 White desert」
無数に立ち並ぶ白い奇岩地帯が特徴の西方砂漠の絶景スポット

そして白砂漠ツアーの醍醐味は、砂漠の中で行うオートキャンプ
ドライバーがガイド兼シェフとなって
設営から料理まで1人何役でこなしてくれる
日が暮れたらみんなで楽しく夕飯つついてキャンプファイヤー♪

夕飯を楽しんでいたら
暗闇から一匹の動物がこっそり登場
これが噂にきいていた砂漠のキツネ「フェネック」だ!

夕飯のおこぼれにあやかりたいのか
じーっとコチラを伺っている

餌を投げたら
じわじわ距離を縮めてきた

にじり寄ってカメラ向けたら
(ピャッ!汗)
逃げたっ

画質が粗いのでちゃんとした画像を
フェネックはアフリカ大陸の砂漠地帯に住むキツネ
小さい割に大きな耳が特徴で
ナウシカやラピュタに出てくるキツネリスにそっくり

白砂漠ツアーは
ふしぎな奇岩に黒砂漠、満天の星空と
こんな愛らしい野生動物にまで会えて
一度で何度でも美味しい1泊2日のツアーでした
終わり
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File52 モルディブの小さな離島で遭遇したウミガメの産卵 in Vadhoo island, Maldives NEW
インドの南沖合、スリランカの西沖合に位置するモルディブ
1島1リゾートの超リッチでハイエンドでラグジュアリーなリゾートアイランドは
実は1200以上もの島からなる島国国家
首都マレの本島からアクセス良い近隣離島がリッチエリアであることに対し
首都から遠く離れた環礁の島々は庶民的な島で物価は割と普通
とりあえずリゾートには1mmも興味がなく
ただ、バードゥー島(Vadhoo island)の青い夜光虫現象「The sea of Stars」が見たくて
拠点としてウングーファーラウ島(Ungoofaarau island)に渡った
そこで知り合った宿の兄ちゃんと地元の方々の話では
「今の時期は夜光虫はほぼ見られないよ」
「見られる確率は限りなく低いよ」
と釘を刺されたにもかかわらず、
「でも構わないから、なんとかバードゥー島に行きたい」と申し出て
船をチャーターしてバードゥ島を訪れた

ウングーファーラウ島から船でおよそ30分
たどり着いたバードゥー島は観光地化が一切されておらず
島民がわずかに住むだけの田舎の島
辺りは真っ暗で、夜空にお星様がまたたいている
そして、やはり波打ち際にはお目当ての夜光虫の姿はない
「残念だけど、やっぱり今の時期はいないね」
地元の方が気の毒そうにわたしに宣告しに来た直後、
一緒に訪れていたモルディブ兄ちゃんが叫んだ
「ウミガメだ!!産卵してる!」
なんと
海岸に、体長1m以上はある大型のウミガメがいた

モルディブ人いわく、
夜光虫なんかより何より、
ウミガメの、しかも産卵シーンを間近で観察できることは
人生において著しく貴重でありがたいことらしい

ウミガメはとてもデリケートな存在
フラッシュたいて撮影なんて言語道断
しかし、そんなルールはここにはないらしい
産卵で苦しんでいるウミガメをよそに、
周囲を取り囲みスマホのライト片手にアイドル並みの大撮影会
日本ウミガメ協議会から苦情メールが来そうだ

ウミガメは涙を流していた
やはり産みの辛さは生物学的に共通なのだろうか

最後の一個を産み終わり、
約10分ほどの産卵ショー?は幕を閉じた
そしてひと仕事を終え疲れ果てたウミガメはのそのそと海へ還っていった

結局、お目当ての夜光虫も結局見られなかったけど
「夜光虫より全然こっちのほうがいいよ!超ラッキーだったよ!」
とみんなが大層喜んでいたので、
ここまで訪れた苦労が若干報われた気がした
(船とガソリン代は全部わたし負担だったけど…)
終わり
<関連記事・旅行記>
File51 隠岐の断崖草原で草を食む栗毛のお馬さんたち in Oki island, Japan
島根県沖合に浮かぶ隠岐島
いや、正確には「隠岐諸島」
地元の人曰く、「隠岐島」なんて言葉はナイそうです
要するに、
普段我々が使っている“隠岐島”は
正確には、西側に固まって浮かんでいる3つの島・島前(どうぜん)エリアの西ノ島、中ノ島、知夫里(ちぶり)島と
東側に浮かぶ、隠岐諸島一大きな島・島後(どうご)の1島
これらを総称している
なので、言い方には気をつけなければいけない(特に、こだわりのある地元の方の前では)
それはともかく、
隠岐は島なのにめずらしく湧き水が豊富で山の上でも草木がよく育つ
ゆえに、緑の大地がどこまでも広がっている
しかし、ただそのままにしておくと草木がボウボウ生え放題になってしまうので
草を刈る手間を省く意味でも、ストレスフリーで育てるためにも、牛馬を放牧させているわけだ
それゆえに山の上では牧歌的な風景が広がっている
ここは隠岐随一の景勝地と言われる、西ノ島の摩天崖

ビル70階分に相当する断崖の高さを誇りなかなかスリリング
そんなところでも牛馬が放たれている

馬について言えば、
昔はもっといたらしいけど
今は、家畜というよりペット的な役割だとガイドさんが話していた
つまり、牛はブランド牛の「隠岐牛」として生産しているけれど
馬は、昔は食用馬として畜産されていたけど、今は売り物ではないらしい
放牧して草を食べてもらうだけの役割なのか
神事のときに使うのか…
細かいことは聞き忘れたけど
とりあえず隠岐の馬は道産子ほどじゃないけどずんぐりむっくり短足で
しかし金のたてがみと赤茶栗毛がとても美しく、なんかこういう外国人いそう

とてもおとなしいので近づいてOKだけど
馬は警戒心が強いので
触ったり、近づきすぎると蹴られる恐れがあるので注意が必要

「(ジロジロ見んなや)」

急に赤ちゃん子馬が地面に横たわって寝はじめた
なんてラブリーでピースフル♪

「うちの子に近づかないでくれます??」
と無言の圧力

ちなみに、
海の彼方には豪華客船が就航中
こんなショットは珍しいそうです
それはよかった
北海道十勝でもこんな風景味わえなかった
貴重なピースフルなひとときでした
終わり
File50 モンゴル草原のよくある光景 ラクダ編 in Mongolia
4月から9月はモンゴルの大地が一面緑のベルベットに覆われるシーズン
美しい大草原には遊牧民による家畜の放牧が行われている
しかし、だいたい遊牧民は近くにおらず放し飼い状態
家畜の群れにはちゃんとリーダー(種馬など)がいて
そのリーダー格が群れを率いて餌を求め水場を求めて移動しているそうだ
そんな中で、こちらもおなじみの光景、ラクダさんたちご一行
しかし、毛皮が刈られてツルッとしているものと
やたらズタボロのも毛皮を身にまとっているものとに分かれている

モンゴル人ガイドによると
病気を患っている家畜の場合、毛皮を刈ると体温が下がって死んでしまうので
刈らないで治るまでそのままにするらしい
とはいえ、なんでこんなにズタボロなんだ
刈られているタイミングで病気と気づかれたのか
部分部分、肌露出してむしろ寒いだろ

ふと見上げると
遠くにいたラクダが人間を興味深そうに見つめている
何やらロックオンされたようだ

カメラをズームしてみたら
超ごきげん顔のキャメルだった

ちょっとほっこりした一場面でした
終わり
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File49 電柱に棲まう幸せをもたらすコウノトリ親子 in eastern Europe
赤ちゃんを運んでくる鳥・コウノトリ
ルーマニアでは幸運をもたらす鳥としても有名で
日本では、兵庫県豊岡市で繁殖が成功した例を除き野生種は絶滅したらしい
そんな日本では貴重なコウノトリさん、東欧の村ではたくさんいた
ふと見上げると、こんなふしぎなかたちをした電柱が立っている
先端にあるのはコウノトリさんの巣なのです

コウノトリは電柱や煙突、木の上など高いところに巣作りする習性があり
聞いた話では、電柱に巣作りしやすいよう
あえて村人が円盤みたいなのを電柱の先端に設置しているそう

この写真はルーマニアで撮ったものだけど
ウクライナでもセルビアの田舎でも見かけたし
おそらく東ヨーロッパの村ならさして珍しくない光景なのだろう

セルビアの田舎を走っていたとき
草原にたくさんたむろっていたコウノトリさんたち
北海道の鶴居村を思い出したよ

幸せをもたらしてくれるコウノトリ
こんだけたくさん見れたから、ぜひたくさんの幸せに恵まれますように
終わり
File48 スマイルスマイル♪エイ in Sibadan Island, Philippines
エンチャンテッド・リバーから船で出れば
そこはもう海

湾内にはモルディブやタヒチ、エルニドのように
小さなリゾートアイランドが存在してて
その一つのシバダン島(Sibadan Island)には
たくさんのエイとか魚が飼育されている

もちろん、水族館ではない
海の天然生け簀で飼われている
一緒に泳いでいいらしい

ものすごく飼い慣らされていて
イルカのように曲芸しはじめた
観客の熱い期待に応えて激しく立ち泳ぎしてくれるエイ!

ファンサービス旺盛!
超至近距離!
超どアップ!

「(ニコッ♪)」
とびきりのニッコリいただきました!

台の上に上がってきてくれて
からだ触らせてくれる
超ザラザラしてるよ

ラブリーなエイたちでした♪
しかし、どうやって仕込んだんだろう…謎
詳しい旅行記はこちら
File47 【閲覧注意】ギネス認定!サマール島のフルーツバット洞窟 in Samal Island, Philippines
フィリピン第二の大きさを誇るミンダナオ島
その中心都市ダバオの南に浮かぶのが
小さなリゾートアイランド・サマール島(Samal Island)
日帰りでビーチと緑が楽しめるという実に便利でコンパクトな島
そんな島には
実はギネス認定されたすんごい洞窟があるのです
それが「モンフォート・バット・ケイブ(Monfort Bat Cave)」
つまりコウモリの巣窟です

なんと180万羽も地下洞窟に棲んでいるという
吸血じゃないと分かっても
ズームアップしてみると、
毛穴が立ちそうなほどゾワゾワする・汗

フルーツバットなだけに
餌はドリアンの花とかフルーツなので
積もり積もったコウモリの糞もそこまで臭わない
普通のコウモリの糞は鼻が曲がるよね

閉館(17時)間際ということもあり
客は一人もおらず
というわけで、ご丁寧に学芸員にマンツーマンで案内してもらえました
よくお勉強できました

フルーツバッドの洞窟は4つあって
若いメスオスが出会うコウモリの穴
親メスが子どもを育てる穴
オスだけの穴
お年寄りの穴
だったかな
なかなか合理的ですね
フルーツバットだけの洞窟は見たことなかったので興味深い
無理にバイタクのおじちゃんに連れて行ってもらってよかった
入園料(120ペソ)払っても損はない
ぜひダバオへお越しの際は訪れてみてくださいネ
File46 シキホール島で出会ったヤギ親子 in Siquijor Island, Philippines
フィリピンはセブ本島南端に浮かぶシキホール島
東京23区の半分くらいの小さな島には約8万人の島民が暮らしているが
きっとそれ以上に家畜が多い
ヤギや鶏、牛、犬まで家畜はみなほったらかしで
道端でよく遭遇する羽目になる
そんなわけで出会った山羊の親子
子ヤギと目が合った
「何見てるのぉ?」

「(ニコッ♪)」
ラブリー

「ちょっと、うちの子、勝手に撮らないでちょうだい」
ヤギ姐さん、割って入る

「撮るなら、さぁ、あたしを撮ってちょうだい、さぁさぁ」
と言わんばかりにグイグイ圧がかかる

「(ニッコリ)」

ヤギ姐さんは首に縄をつけているので
てっきり何かに繋がれているかと思いきや
それはおそろしいカモフラージュで
縄の先には何もつながれていなかった…
なので、想像以上にグイグイグイグイ近づいてくるから
ちょっとビビってしまった
襲われなくてよかった
でもチビヤギはかわいいよね
File45 ミャンマー・パアンのゆかいなお猿さんたち in Hpa An, Myanmar
ヤンゴン東部にある片田舎・パアン
人里離れた郊外に
やたらと洞窟が存在し
そこにはおびただしい仏像が安置されている
お寺といえばマストアイテムのお猿さん
例のごとくここにもたくさん棲みついている

ずっと何かに向かって牙をむいて
何やらご機嫌ナナメなおさる

テヘペロがかわいいベビーマンキー

何だかやたら人間臭いたたずまいのおさる

うららかな陽を浴びてお昼寝タイム

と思ったら起きた
目が凛々しい

ミャンマーのお猿さんは
ニホンザルと少し似ているけど
アカゲザルという種類らしい
尾っぽが長いのが特徴で
お顔もからだもニホンザルよりすっきりしてて
毛並み良くブロンドのよう
ニホンザルより餌にハングリーじゃないし
獰猛じゃないのでご安心を
File44 ルアンパバーンでリアルくまモン登場! in Kuang Si Waterfalls, Luang Prabang, Laos
ラオスの観光都市ルアンパバーン
中でも随一の人気スポット・クアンシーの滝
ここは
エメラルドグリーンの石灰棚の滝や湖が広がる
実に美しいスポット

しかし
この滝を訪れてまずお目にかかるのは
なぜかクマ
しかも、あの白いリングが目印のツキノワグマ

保護センターが先にこの地にあったのか
それとも滝の名所にあやかり
熊保護センターをここに設置したのかは不明ですが
密猟者たちで傷ついたかわいそうなクマたちが
ここでは大切に保護されている
3~4頭ぐらいかな
通常は人間界で恐れられている森の王者ツキノワグマも
保護の対象となればひとたび観光客のアイドル
くまモンバリの黄色い声援と
フラッシュライトを浴びている
それに構わず、のほほんと木の上でお昼寝中

ガラス戸の向こうで2頭がじゃれ合っていた
て実に微笑ましい

こちらもお昼寝していた
おとなしいとクマもかわいいね!

保護センターの裏手には
一気にB級感を増すクマ族のハリボテ一軍が…
なにこれ

一応、ガラスあるいは金網しですが
結構近くで観察できます
ぜひクアンシーの滝を訪れたら遊びに行ってみてください!
(というか絶対通るけどね!)
File43 アブラハムレイクの主・ビッグホーンファミリー in Abraham Lake, Alberta, Canada
アイスバブルで有名なアブラハムレイク
北へ向かって走っていた時に
突然、何かうごめくものが道路を横切った

車を路側帯にゆっくり止めて
しばらく観察してみたら
ロッキー山脈を中心に
北米に生息する山羊さん・ビッグホーン御一行だった
日本名はオオツノヒツジ
角が大きいのがオス
角が大きいほどオスの優位性が上がるんだよね

左側のロッキー山脈側の森から
ビッグホーンファミリーが湧いて出てきたよ!

かれらは我が物顔でのんびり斜め横断
人間は彼らの行く手を遮ることはできない
人間が遮るとは思っていない
彼らはここの主なのだ

ここはいわゆる彼らの生活道=獣道らしい
前にも後ろにもたくさん湧いてでてきた
ここは岬のカーブになっていて
反対車線側はカーブを曲がらないと見えない
対向車は突然ビッグホーンファミリーが目の前に現れて
一瞬ギョッとしていた

この岬は地図上で言うと
「Windy Point」ってところで
丘の上の岬みたいな地形になっている
彼らはここに生息しているらしい
湖に向かって丘を越えていく

丘の上に回り込んでみた
やっぱり居た
いっぱい足休めしていた

野生のビッグホーンを至近距離で
これだけたくさん見たのがはじめて
ちょっと興奮しました~
アブラハムレイクは
アイスバブルだけじゃなくて野生動物ウォッチングもできますよ!
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File42 曲芸師とカシミヤ山羊 in Wakhan Corridor, Tajikistan
タジキスタンは
アフガニスタンとの国境に広がるワハーン回廊
その回廊沿いにある古代遺跡・カカ要塞(Khakha Fortress)
かつて古代シルクロードの貿易を監視する要塞があった場所
こんなところにもお土産物屋があった
あれでも、ふと上を見ると何かいるね

山羊だ
しかも結構でかい

「人間よ、何が望みだ」(?)
上から目線で無駄に神々しい

もう一頭、下にいた

目が合った
「(ニコッ)」

土産物屋のご主人の飼い山羊だった
とてもなついている

「大好き大好き大好き♪」
まとわりつくヤギたち

いよいよ主人は曲芸師となった
お見事!
たまたまワハーン回廊を一緒に旅をしていた仲間たちを記念撮影
後ろにちゃっかりいるね

とても愉快なヤギさんたちでした
終わり
File41 ホームレス・カシミヤ山羊 in Yaqing, Sichuan, China
亜青寺(アチェンガルゴンパ)続編
寒くて乾燥して風も強いチベット高原には
鳥葬用のハゲワシ以外にも野生動物が棲んでいる
いや、野生なのか家畜なのか不明ですが
とりあえずこいつらが我が物顔で
エリア内をのさばっている
山羊だ

山羊は山羊でも
あまり見慣れない長毛種
調べたら、カシミヤ山羊という種らしい
あの、高級ウール素材のカシミヤの原材料
わぉー
その高級素材様がゴミ漁ってるぞ

すごい景色で
やっぱりゴミ漁ってるぞ
その毛艶はゴミの栄養で磨かれているのか?!

そしてこうなる

「すごくあったかいよ!」と勧められました
だろうね
カシミヤだもん
ここらの僧侶はカシミヤつけてるんだと思うと
なかなかリッチな環境ですね
(いや、それ以上にいろいろ過酷ですが・汗)
File40 背筋が凍る!鳥葬前のハゲワシの群れ in Yaqing, Sichuan, China
中国四川省、西に広がる東チベット
標高4,000mという信じがたい高地に築かれた
チベット僧院「亜青寺(Yaqing temple)」
色達(セダ)のラルンガルゴンパに行けない外国人が
見つけた“第二のセダ”的存在が亜青寺で
尼さんだけが住む赤くて小さな島が今や観光名所に
そんな亜青寺ですが
もう一つの見どころ?が天葬台
「天葬」とは日本語で「鳥葬」です
いわゆる、チベット仏教式の葬送儀式で
亡くなった方のご遺体をハゲワシなどの猛禽類に骨まで食べてもらう儀式(汗)
理塘であいにく見ることができなかったので
リベンジ(←不謹慎)を兼ねて
ドキドキわくわくしながら天葬台ヘ

天葬台は
なんとも表現できない
人の死臭のような
獣のような鼻につく臭いがしみついていて
天葬台には砕かれた人骨のかけらや
割と鮮度の高い肉片みたいなものも散らばっていて
ぬるま湯で育ってきた日本人のワタシは
背筋がゾワッと寒くなりました
指定された時間で待機していると
血の匂いを嗅ぎつけた
無数のハゲワシたちが上空に飛来
わぉー
映画みたい

賢いハゲワシたちは
所定の位置へ向かって一斉に降りてくる
すごい数になってきた
というか人生ではじめて
ハゲワシみたかも
不謹慎だが、
かつてピューリッツァー賞を受賞された
ケビン・カーターの「ハゲワシと少女」の写真を思い出した

腹を空かせた無数のハゲワシたちが
天葬台のある丘の上に全員集合
今か今かとニンゲンの屍を待ちわびている
どひゃー
映画のワンシーンみたい

なんて浮かれていたけど、
結局この日は
ハゲワシたちの餌(御遺体)は運ばれてこず
腹を空かせたハゲワシたちは腹を空かせたまま待ちぼうけ。。。
その後彼らがどうしたのかは定かではない
終わり