【VISA】米国ビザの申請【1】~対象者まとめ(イランやイラク等渡航歴ある場合)

Passport Visa USA
Photo by Francesca Tirico on Unsplash

2017年12月現在、過激派組織IS国の活動規模は
だいぶ弱体化に向かっているとはいうものの
それでも後を絶たない世界中でのテロ行為

米国への脅威を水際で防ぐためとられた措置が
対象国渡航歴のある人への米国ビザの義務化
ESTAによる免除プログラムが無効化されました

人道的支援や報道機関などの正当な理由を除いて
旅行者への一律米国ビザ取得の発令が出たのです

2016年、世界一周の計画段階でその事実を知って
慌てて東京赤坂にある米国大使館へ申請しました

あんまり一般ネタではないですが
旅好きな人と話すと案外イラン、イエメンあたりに
訪れたことがある人が多くて
せっかくなのでビザ申請から実際の入国までを整理してみます

ちなみに、米国ビザ取得しても別室送りは免れません
最近はさらに厳しいみたいなのでその覚悟が必要です
トランジット短い人は要注意です

取得自体は、手間はかかるものの
思うほどややこしくはないですが
問題は米国入国時
どんな目に遭うかは追って説明します

まずは対象者を整理します
(ここではあくまでもイラン等への訪問歴ある場合に限定します)

<参考>
在日米国大使館・領事館「2015年ビザ免除プログラムの改定およびテロリスト渡航防止法」
在日米国大使館・領事館「米国ビザ申請

米国ビザ取得の対象者

1.以下の渡航歴があるもの
<対象期間>

2011年3月11日以降から現在

<対象国>

中東:イラン、イラク、シリア、イエメン
アフリカ:スーダン、リビア、ソマリア  以上7カ国

米国ビザ 対象国マップ USA VIsa
米国ビザ対象国マップ by 白地図ぬりぬりを使って作成

2.イラン、イラク、スーダンまたはシリアのいずれかの国籍を有する二重国籍者

ESTA(ビザ免除プログラム)参加国(例えば日本、欧州)の国籍を持っていても上記4カ国の国籍も有していたらNG

上記に該当するものはESTAの有効期間が残っていても無効化されます

<上記制限が免除される対象者>
  • ESTA参加国による軍、自衛隊
  • 大使館等、現地にて執務を行う国際機関、地域機関、政府関係者
  • 人道支援を目的とするNGO団体
  • 報道を目的とするジャーナリスト、報道機関
  • 合法的な商用目的のためイランに渡航した方
  • 合法的な商用目的でイラクに渡航した方

米国ビザの種類

観光目的での取得の場合

非移民ビザの「Tourism and Visit (B-2)

米国ビザ申請料金

※ ビザ申請料金のビザ為替レート改定 (2017年9月25日)1ドル=115円換算

US$160=18,400円

注意:タイプBの観光ビザの料金。学生ビザや商用ビザは異なります

米国ビザの有効期限

発行日から10年間有効

米国ビザ申請から取得までの大まかな流れ

※オンライン申請作業は平均して1時間半程度。余裕をもって取り掛かりましょう

  1. 非移民ビザ(DS-160)の申請(オンライン)⇒【米国ビザ申請サイト
  2. ビザ代の支払い(オンライン or 振込)⇒【ビザ申請代金支払い
  3. 大使館・領事館での面接(インタビュー)予約⇒【面接日予約
  4. 大使館・領事館での面接(インタビュー)実施
  5. ビザ発行・貼付されたパスポートの郵送・受領

米国ビザ申請(オンライン)に必要なもの

  • パスポート(滞在期間+6ヶ月間有効期間があるもの)
  • 証明写真サイズのデジタル画像(JPEG、240KB以下のサイズ)
  • クレジットカード(カード決済の場合)
  • メールアドレス
  • プリンター(申請書フォーム確認ページ印刷に必要)

米国ビザ申請時に必要な情報

あらかじめ手元に用意しておくと比較的入力がスムーズです

  • 個人情報(氏名、住所、連絡先、生年月日)
  • パスポート情報(番号、発行日、有効期限、発行場所)
  • 両親の情報(氏名、所在地、連絡先)
  • 職務経歴情報(現職および前職の所在地、連絡先、上司氏名、入社/離職日、職務内容など)
  • 米国への渡航履歴(過去さかのぼって5回分)
  • 米国訪問の滞在先・訪問先情報(名称、所在地、連絡先)

米国ビザ申請の面接会場

東京・大阪・福岡・沖縄・札幌の計5か所

    在日米国大使館(〒107-8420 東京都港区赤坂 1-10-5)
    在大阪・神戸米国総領事館(〒530-8543 大阪市北区西天満2-11−5)
    在福岡米国領事館(〒810-0052 福岡市中央区大濠2-5-26)
    在沖米国総領事館(〒901-2104 沖縄県浦添市当山2-1−1)
    在札幌米国総領事館(〒064-0821 札幌市中央区北一条西28丁目)

詳しくは⇒【こちら

米国ビザ取得の所要日数

個人差はありますが、

オンライン申請:平均1時間半程度
面接予約可能日:最短で3~4日前後、おおむね1か月前後(混雑状況による)
面接日所要時間:入場までに15分前後
        受付~指紋採取 1時間前後
        面接待機20~30分
        インタビュー5分程度
        全体の所要時間おおむね2時間前後(混雑状況による)
パスポート郵送:5営業日~1週間前後

ちなみにわたしの場合は、申込からビザ付きパスポート受領まで12日間。最短な方だと思います

<緊急を要する場合>

予期せぬ渡米を必要とする場合のみ緊急予約が可能
<必要条件>

  • 緊急医療
  • 近親者の葬儀参列、遺体搬送
  • 緊急商用渡航
  • 学生または交流訪問者(参加プログラムが2週間以内に迫っている場合)

<緊急性がないと判断される案件>

  • 観光旅行
  • 結婚式・卒業式等の式典への参列
  • 近親者の妊娠中のサポート
  • 毎年恒例の会議、イベント など

あらかじめ予定の分かりそうな案件は申請しても結局無駄
また虚偽の理由による緊急予約が発覚した場合、データに残されビザ申請に悪影響

詳しくは⇒【こちら

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概要は以上です

申請は余裕をもって行うのは当然ですが、
旅先の第三国で取得するのはより審査が厳しいようなので緊急を要しない限りやめた方がいいです
可能な限り、日本にいる間に取得していきましょう

次からは実際のオンライン申請の流れや面接御予約、面接当日、米国入国時の様子などをご紹介します

ご清聴ありがとうございました

<参考>
アメリカ政府によるプレスリリース(英文)
「United States Begins Implementation of Changes to the Visa Waiver Program」(January 21, 2016)
「DHS Announces Further Travel Restrictions for the Visa Waiver Program」(February 18, 2016)
日本橋夢屋「イラン、イラク、スーダン、シリアへの渡航歴がある場合はアメリカビザが必要に」(2016/01/22配信)
日本橋夢屋「リビア、ソマリア、イエメンへの渡航歴がある場合もアメリカビザが必要に」(2016/02/19配信)
※在日大使館のリリースは削除されてしまったので日本橋夢屋さんをご案内します
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